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バージョン: 0.7.0

PvP

専用サーバー上でPvPを有効化する方法と関連するパラメータについて解説します。
あくまで試験段階のものであり、サポート対象外であることに注意してください。

サーバー設定を変更してPvPを有効化する

サーバー設定ファイル上で次の3つのパラメータを True に設定することで、PvP機能を有効化することができます。

bIsPvP=True
bEnablePlayerToPlayerDamage=True
bEnableDefenseOtherGuildPlayer=True
注記

PvPが有効な際の変更内容

  • 他のプレイヤーにダメージを与えることが可能
  • 他のプレイヤーの拠点に侵入すると、拠点パルと敵対する
  • 飛んでいるプレイヤーやライドパルに対するダメージが増加
  • 召喚パルや拠点パルに対するプレイヤーによる攻撃のダメージが減少
  • 他ギルドの所有しているチェストを開けることが可能
  • 他人の建てた建築物を近接武器で攻撃するとき、ダメージが入りにくくなる
  • 拠点パルが迎撃を行う範囲が広がり、隣接可能な拠点間の距離が広がる
  • プレイヤー名やダメージ数値の表示距離が変更される
  • 他のプレイヤーに拠点が攻撃されていることが通知され、その際に拠点内の建築や修理ができない
  • 一部の武器の射程やダメージが変更される

PvP有効時のおすすめサーバー設定

プレイヤーのステータス割り振りの禁止

HPおよび攻撃のステータスを上昇させることができなくなります。

bAllowEnhanceStat_Health=False
bAllowEnhanceStat_Attack=False

テクノロジーを個別に禁止

移動速度の速いパルのパルギアやグラップリングガンなどを禁止することができます。
テクノロジーIDは ここ で確認できます。

DenyTechnologyList=("SkillUnlock_JetDragon", "SkillUnlock_IceHorse", "SkillUnlock_IceHorse_Dark", "SkillUnlock_SaintCentaur", "SkillUnlock_BlackCentaur", "SkillUnlock_DarkMechaDragon", "SkillUnlock_PoseidonOrca", "GrapplingGun", "GrapplingGun2", "GrapplingGun3", "GrapplingGun4", "GrapplingGun5"))

一部のパルギアとグラップリングガンが禁止されます。

ファストトラベルの制限

ファストトラベルをOFFにする、または拠点間のみファストトラベルをONにすることができます。
ファストトラベルを用いて戦闘を回避することを防ぎます。

bEnableFastTravel=True
bEnableFastTravelOnlyBaseCamp=True

拠点間のみファストトラベルが可能な状態となります。

ログアウトによる戦闘回避の禁止

True に設定することで、ログアウト後のプレイヤーがその場で寝るようになります。
これにより、ログアウトによる戦闘の回避ができなくなります。

bExistPlayerAfterLogout=True

ゲーム開始地点の選択

True に設定することで、ゲーム開始時にプレイヤーのゲーム開始地点を選べるようになります。

bIsStartLocationSelectByMap=True

ゲームパッドのエイムアシスト禁止

False に設定することで、ゲームパッド使用時にエイムアシストを有効にできなくなります。

bEnableAimAssistPad=True

デスペナルティ関連

死亡時のデスペナルティおよび、それを拾うことができるかの設定。
ほかのプレイヤーのパルやアイテムを奪うことができるようにしたい場合は、これらを設定することができます。

DeathPenalty=All
bCanPickupOtherGuildDeathPenaltyDrop=True

死亡時にパルおよびアイテムを全てドロップし、ほかのプレイヤーがそれを拾うことができます。

拠点範囲の可視化

False に設定することで、ほかのプレイヤーの拠点範囲を可視化できます。

bInvisibleOtherGuildBaseCampAreaFX=False

建築可能範囲の制限

True に設定することで、ゲーム上重要な一部の場所での建築が不可能になります。
プレイヤーのスポーン地点などへの建築を防ぐことができます。

bBuildAreaLimit=True

ギルド関連

1ギルドあたりのプレイヤー数や、ギルドが持ちうる拠点数を制限できます。
ワールド内の拠点数が増えるとサーバーへの負荷が増大するため、その抑制にも有効です。

GuildPlayerMaxNum=4
BaseCampMaxNumInGuild=2

1ギルドあたり4人、2拠点の設定となります。

建築数の制限

建築数が増えるとサーバーへの負荷が増大するため、その抑制にも有効です。

MaxBuildingLimitNum=1000

1プレイヤーあたり1000個まで建築物を建てられるようになります。

ギルド再加入のクールタイム

一度ギルドから抜けた際にギルドに再加入することができるようになるまでのクールタイムを設定できます。

GuildRejoinCooldownMinutes=60.0

60分で再度ギルドに加入できるようになります。

リスポーン関連

基本のリスポーン時間までの時間、ペナルティが発生する時間、ペナルティの倍率が設定できます。

BlockRespawnTime=5.0
RespawnPenaltyDurationThreshold=1800.0
RespawnPenaltyTimeScale=2.0

基本リスポーン時間が5秒、死亡するごとにリスポーン時間が2倍になっていきます。
死亡しないまま1800秒経過すると再び5秒に戻ります。

PvP報酬関連

「一定期間内で該当のPVP用のアイテムを最も多く集めたプレイヤーが勝者になる」といったルールにしたい場合は、これらを設定することができます。

以下が変更可能です。

  • PVPにおいてプレイヤーをキルした際に、PVP用のアイテムをドロップするかどうか
  • そのときにドロップするアイテムID。デフォルトは「勝者の証」という専用のアイテム
  • そのドロップするアイテムの個数
bAdditionalDropItemWhenPlayerKillingInPvPMode=True
AdditionalDropItemWhenPlayerKillingInPvPMode=PlayerDropItem(「勝者の証」)
AdditionalDropItemNumWhenPlayerKillingInPvPMode=1.0

プレイヤーをキルした際に、「勝者の証」が1個ドロップするようになります。

bDisplayPvPItemNumOnWorldMap_BaseCamp=True
bDisplayPvPItemNumOnWorldMap_Player=True

1つ上の項目と合わせて、各拠点に存在する「勝者の証」および各プレイヤーが所持している「勝者の証」の個数がマップ上に表示されるようになります。